呼吸とカラダの関係のはなし
心臓を動かしたり、
ご飯を消化してくれたり、
暗い部屋でもすぐ目が慣れたり、
緊張すると呼吸がはやくなったり、
汗をかいたり、
暑い夏も、寒い冬でも、体温をいつも36.5℃に保ってくれたり・・・
全部自動で行われていますよね?実はすごいことだと思いませんか??
これ、体の中の「自律神経」がやってくれてるんです。
学校でこのメカニズムを教えてもらった時、ものすごく感動したことを今でも覚えています。
自律神経は自動的に体を活かしてくれている仕組みなので、こっちからコントロールはできません。
寝ていてもちゃんと心臓は動いていますし、息もしています。
なので「うっかり気を抜いたら止まってしまう!」ということもありません^^;
ありがたいですね~。
ですが、さっき挙げたなかでひとつだけ、コントロールできるものがあります。
それは「呼吸」です。
自律神経と密接につながっている呼吸をコントロールすることで、自律神経にアプローチすることが出来ます。
これが私の行なっている無痛整体が、無痛で体を整えられる理由の一つです。
ヨガや気功などでも呼吸を大切にしているのは、じつは体の深いところとつながるための手段なんです!
基本的に息を「ふ~」っと吐くと、自律神経のリラックス担当部分に働きかけることが出来ます。
「すぅ~」っと吸った時は、自律神経の緊張の部分に働きかけます。
落ち込んだ時に「ふ~」とため息が出るのも、自動的に心と身体がリラックスしようとしている証拠なんですね。
そう考えると、ため息も「ありがたい」ですね^^
おとうさん整体師 ケンモチ